茶新田村(読み)ちやしんでんむら

日本歴史地名大系 「茶新田村」の解説

茶新田村
ちやしんでんむら

[現在地名]上越市滝寺たきでら

飯井いい村の南西に位置し同村の枝郷(元禄郷帳)。天和三年郷帳によると高七五石九斗余、反別一三町八反余。注に「古高三百六拾七石六斗六升六合」とあるが、高減少の理由は不明。元禄郷帳でも七五石九斗余。浄土真宗本願寺派行雲ぎよううん寺はもと播州姫路にあり東本願寺末であったが、寛永年中(一六二四―四四)に転派、寛保二年(一七四二)榊原氏の高田入封に伴い高田城下に移転、龍巌りゆうがん寺地中にあったがその後分離して当地に移った(中頸城郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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