精選版 日本国語大辞典 「草の袂」の意味・読み・例文・類語
くさ【草】 の 袂(たもと)
- ① 草を衣とみて、その袂。
- [初出の実例]「秋の野の草のたもとか花すすき穂に出てまねく袖と見ゆらん〈在原棟梁〉」(出典:古今和歌集(905‐914)秋上・二四三)
- ② 粗末な衣。世捨て人の着ている衣。
- [初出の実例]「草の袂も露涙、移るも過ぐる年月は」(出典:謡曲・芭蕉(1470頃))
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...