草木国土(読み)そうもくこくど

精選版 日本国語大辞典 「草木国土」の意味・読み・例文・類語

そうもく‐こくどサウモク‥【草木国土】

  1. 〘 名詞 〙 草木国土。すなわち、無心のものすべてをさしたもの。
    1. [初出の実例]「この如来微塵世界にみちみちてまします、すなはち一切群生海の心にみちたまへるなり、草木国土ことごとくみな成仏すととけり」(出典:唯信鈔文意(1257))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android