荒稲(読み)あらしね

精選版 日本国語大辞典 「荒稲」の意味・読み・例文・類語

あら‐しね【荒稲】

  1. 〘 名詞 〙(もみ)のままの米の意か。もみごめ。⇔和稲(にきしね)
    1. [初出の実例]「の腹満て双べて和稲(にきしね)荒稲(アラシネ)に、山に住む物は毛の和(にこ)き物、毛の荒き物」(出典延喜式(927)祝詞(出雲板訓))

荒稲の補助注記

「あらしいね」の変化した語かとも。「しね」は「いね」の複合語中に現われる形。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む