デジタル大辞泉 「和稲」の意味・読み・例文・類語 にき‐しね【▽和▽稲】 《後世は「にぎしね」とも》もみをすりとった稲。にこしね。「みかの腹満みてならべて、―、荒稲に」〈祝詞・竜田風神祭〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「和稲」の意味・読み・例文・類語 にき‐しね【和稲】 〘 名詞 〙 ( 後世は「にぎしね」とも ) 稲の実のもみ殻を取り去ったもの。米。にこしね。⇔荒稲(あらしね)。[初出の実例]「𤭖の腹満て双べて、和稲(ニキシネ)荒稲(あらしね)に、山に住む物は毛の和(にこ)き物、毛の荒き物」(出典:延喜式(927)祝詞(出雲板訓)) にこ‐しね【和稲】 〘 名詞 〙 =にきしね(和稲) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例