荒莚(読み)あらむしろ

精選版 日本国語大辞典 「荒莚」の意味・読み・例文・類語

あら‐むしろ【荒莚・粗蓆】

  1. 〘 名詞 〙 編み目のあらいむしろ。たたいていないわらで編んだ粗悪なむしろ。
    1. [初出の実例]「打ち絶えて糸目まばらのあら莚いのねらるべき月の影かは」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)八番)

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