菖蒲洞遺跡(読み)しようぶどういせき

日本歴史地名大系 「菖蒲洞遺跡」の解説

菖蒲洞遺跡
しようぶどういせき

[現在地名]土佐山村菖蒲

菖蒲集落対岸のかがみ川左岸傾斜地にある石灰洞窟菖蒲洞(標高約二六〇メートル)およびその約三五メートル上方の初平しよへいガ岩屋にある弥生時代遺跡。初平ガ岩屋洞穴遺跡ともよばれる。遺物を多く出土するのは初平ガ岩屋洞窟で、弥生中期末の竜河洞式土器、獣骨鹿角貝殻(シジミ、ハイガイ)などが発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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