華清宮(読み)カセイキュウ

デジタル大辞泉 「華清宮」の意味・読み・例文・類語

かせい‐きゅう〔クワセイ‐〕【華清宮】

中国陝西せんせい省西安の南東驪山りざんにあった離宮。唐初に太宗が造営した温泉宮。玄宗楊貴妃ようきひを連れてしばしば訪れた。

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精選版 日本国語大辞典 「華清宮」の意味・読み・例文・類語

かせい‐きゅうクヮセイ‥【華清宮】

  1. 中国唐代、長安の南東、驪(り)山にあった離宮。唐代初期に造営された温泉宮を玄宗が改名したもの。玄宗はしばしば楊貴妃を伴って遊んだ。

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世界大百科事典(旧版)内の華清宮の言及

【華清池】より

…中国,陝西省東部,臨潼県の驪山(りざん)北西麓にある温泉。西安の東郊にあたり,唐代の644年(貞観18)湯泉宮が建てられ,のち拡張して華清宮と改められ,華清池とも呼ばれた。唐の玄宗が楊貴妃と共に入浴したことで名高い。…

※「華清宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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