デジタル大辞泉 「菽麦を弁ぜず」の意味・読み・例文・類語 菽麦しゅくばくを弁べんぜず 《「春秋左伝」成公一八年から》豆と麦との区別もできない。まことに愚かで、物事の区別もつかないことのたとえ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「菽麦を弁ぜず」の意味・読み・例文・類語 しゅくばく【菽麦】 を=弁(べん)ぜず[=弁(わきま)えず] ( 「春秋左伝‐成公一八年」の「周子有レ兄而無レ慧、不レ能レ弁二菽麦一」による ) 豆と麦の区別ができない。転じて、愚かでものの区別がつかない。[初出の実例]「或亦菽麦不レ辨。魚魯不レ分」(出典:不二遺稿(1424頃)上・送南窓蔵主還郷)「菽麦(シュクバク)をわきまへぬとはおろかなる事歟」(出典:俳諧・類船集(1676)末) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例