葦田鶴の(読み)アシタズノ

デジタル大辞泉 「葦田鶴の」の意味・読み・例文・類語

あしたず‐の〔あしたづ‐〕【×葦田鶴の】

[枕]になく」にかかる。
「―ねに泣かぬ日はなし」〈古今・恋五〉

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精選版 日本国語大辞典 「葦田鶴の」の意味・読み・例文・類語

あしたず‐のあしたづ‥【葦田鶴の】

  1. 葦辺にいる鶴が鳴くようにの意で「ね泣く」にかかる。
    1. [初出の実例]「君に恋ひいたもすべ無み蘆鶴之(あしたづの)ねのみし泣かゆ朝夕(あさよひ)にして」(出典万葉集(8C後)三・四五六)

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