日本歴史地名大系 「蓮住寺」の解説 蓮住寺れんじゆうじ 秋田県:秋田市久保田城下保戸野蓮住寺[現在地名]秋田市保戸野鉄砲町来迎(らいごう)寺の西側にある。法華宗、薬王山と号し、本尊は十界互具。元禄五年(一六九二)写の秋田六郡寺院調書(県立秋田図書館蔵)には「開山常住院日充、文禄四乙未年建立」とある。宝暦一二年(一七六二)蓮住寺住持の寺社奉行宛申立(寺社奉行控)によると、元和六年(一六二〇)に二世常立院日持は佐竹義宣の「御腫物御療治指上、御快全被遊候ニ付、為御祝儀御直ニ御寄附高五拾石、秋田郡於保戸野村拝領被仰付、則義宣公御印ニ而御判紙頂戴仕、当寺山号も薬王山と其節被下置」と伝え、元和六年一二月一九日付の御判紙写も添えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by