薙刀酸漿(読み)ナギナタホオズキ

デジタル大辞泉 「薙刀酸漿」の意味・読み・例文・類語

なぎなた‐ほおずき〔‐ほほづき〕【×刀酸漿】

アカニシ卵嚢らんのう。形がなぎなたに似て、中身を取り去った袋を鳴らして遊ぶ。 夏》海ほおずき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薙刀酸漿」の意味・読み・例文・類語

なぎなた‐ほおずき ‥ほほづき【薙刀酸漿】

〘名〙 海ほおずきの一つでアカニシの卵嚢。形はなぎなたの刃に似ており、紫色を帯びる。五~八月の産卵期に、海中の岩石上などにみられる。《季・夏》
※門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉四「治に居て乱を忘れず名にのこる長刀酸漿(ナギナタホウヅキ)

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