薦っ被り(読み)こもっかぶり

精選版 日本国語大辞典 「薦っ被り」の意味・読み・例文・類語

こもっ‐かぶり【薦被・菰冠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 「こもかぶり(薦被」の変化した語。
    1. [初出の実例]「一升酒ヱ啗ったって月に灘の薦被(コモッカブ)りが僅った一本だから」(出典:老車夫(1898)〈内田魯庵〉)
  3. 「こもかぶり(薦被)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「菰っかぶりに聖人の相」(出典:雑俳・俳諧觿‐二八(1727))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android