薦の上から(読み)こものうえから

精選版 日本国語大辞典 「薦の上から」の意味・読み・例文・類語

こも【薦】 の 上(うえ)から

生まれたときから。もとお産のとき、こもむしろを敷いたところからいう。藁(わら)の上から。
浮世草子・商人軍配団(1712か)二「惣領一人残し、残り九人はむまれおちると薦(コモ)の上から、銀三貫めづつつけて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android