精選版 日本国語大辞典 「薫き染める」の意味・読み・例文・類語 たき‐し・める【薫染】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]たきし・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 香(こう)をたいて、そのかおりを物にしみこませる。たきしめらかす。[初出の実例]「よくたきしめたる薫物(たきもの)の、〈略〉煙の残りたるは、ただいまの香よりもめでたし」(出典:枕草子(10C終)二三一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例