基本的な製法は、粉末にした数種の香を調合したものに、蜜、梅肉、甘葛などを加え、鉄臼(かなうす)で搗いた後、丸く整えて壺に入れ、数日間土中に埋めておくというもの。こうした製法は大陸から伝わったと考えられるが、次第に和風の調合法が発達していった。同じ香銘でも、人や家によって香料の比率や練り方などが異なり、秘法として伝承された。製法に関する書物に「薫集類抄」「むくさのたね」等がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...
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