薫陸香(読み)くんろっこう

世界大百科事典(旧版)内の薫陸香の言及

【香料】より

…インドでは,これとよく似た偽乳香(クンズル)と偽没薬(ググルすなわちブデリアム)を出し,インドの代表的な樹脂系香料であるが,これにアラビアの真正の乳香,没薬をそれぞれ適当量混じ,偽和加工した芳香樹脂として盛んに使用していた。そしてインドで加工された種々の樹脂系香料が,西方と東アジアとくに中国へ送られ,5~6世紀の中国人はこれを薫陸香と称し,インドとペルシアから伝来する樹脂系香料としている。ところが8世紀の唐代から真正のアラビア乳香が南海から中国へ輸入され,ことに13~14世紀の宋代から元代にかけて乳香の大輸入となった。…

【乳香】より

…オリバナムolibanumともいい,中国では薫陸香(くんろくこう)という。カンラン科ボスウェリアBoswellia属の木,特にニュウコウジュB.carteiiから採れる芳香ゴム樹脂。…

※「薫陸香」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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