藤村九平(読み)フジムラ クヘイ

20世紀日本人名事典 「藤村九平」の解説

藤村 九平
フジムラ クヘイ

明治〜昭和期の実業家



生年
安政3年11月24日(1856年)

没年
昭和4(1929)年3月8日

出生地
阿波国(徳島県)

経歴
明治8年度器請負製作人となり、吉野川沿岸の竹で製造を始める。竹尺生地脱脂法を考案、竹尺足踏目盛器械を発明し大量生産に成功した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤村九平」の解説

藤村九平 ふじむら-くへい

1856-1929 明治-昭和時代前期の実業家。
安政3年11月24日生まれ。明治8年度器(物差し)請負製作人となり,生地徳島県で吉野川沿岸の竹を材料に製造をはじめる。竹尺生地(きじ)脱脂法を考案,竹尺足踏目盛器械を発明して大量生産に成功し,販路海外にもひろげた。昭和4年3月8日死去。74歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android