藤波大超(読み)フジナミ ダイチョウ

20世紀日本人名事典 「藤波大超」の解説

藤波 大超
フジナミ ダイチョウ

大正・昭和期の郷土史家,僧侶 元・茨木市キリシタン遺物史料館館長;教誓寺住職。



生年
明治27(1894)年10月6日

没年
平成5(1993)年3月8日

出身地
大阪府

経歴
大正8年、茨木市千提寺地区はキリシタン大名高山右近の領地時代からの信者徳川幕府禁教の弾圧を逃れた“隠れキリシタンの里”であることを発見し、日本のキリスト教信仰史を塗り替えた。昭和62年にオープンした茨木市立キリシタン遺物史料館の初代館長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤波大超」の解説

藤波大超 ふじなみ-だいちょう

1894-1993 大正-昭和時代の郷土史家。
明治27年10月6日生まれ。大正8年大阪府見山村(茨木市)などで隠れキリシタンの遺物をさがしだす。昭和5年までに「マリア十五玄義図」「ザビエル画像」などを発見した。平成5年3月8日死去。98歳。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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