藻塩垂る(読み)もしおたる

精選版 日本国語大辞典 「藻塩垂る」の意味・読み・例文・類語

もしお【藻塩】 垂(た)

  1. 塩を採取するために、塩水を汲んで海藻にかける。
    1. [初出の実例]「わくらばに問ふ人あらばすまの浦にもしほたれつつわぶと答へよ〈在原行平〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九六二)

藻塩垂るの補助注記

泣く意の「しおたれる(潮垂)」を掛けて用いることが多い。

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