藻臥し(読み)もふし

精選版 日本国語大辞典 「藻臥し」の意味・読み・例文・類語

も‐ふし【藻臥・藻伏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 藻の間に伏しかくれること。藻の間に寝ること。
    1. [初出の実例]「浜庇月を待間の藻臥せん」(出典:俳諧・春鴻句集(1803頃)秋)
  3. 魚「ふな(鮒)」の異名。〔名語記(1275)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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