藻臥し(読み)もふし

精選版 日本国語大辞典 「藻臥し」の意味・読み・例文・類語

も‐ふし【藻臥・藻伏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 藻の間に伏しかくれること。藻の間に寝ること。
    1. [初出の実例]「浜庇月を待間の藻臥せん」(出典:俳諧・春鴻句集(1803頃)秋)
  3. 魚「ふな(鮒)」の異名。〔名語記(1275)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android