精選版 日本国語大辞典 「蘇り」の意味・読み・例文・類語
よみ‐がえり‥がへり【蘇・甦】
- 〘 名詞 〙 よみがえること。衰えたものが再び力をもりかえすこと。また、そのもの。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
- [初出の実例]「物もいふこともせず、よみ帰りの如くにて、十四五ばかりまでは、いきてありし」(出典:古今著聞集(1254)一七)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...