蝋膜(読み)ろうまく

精選版 日本国語大辞典 「蝋膜」の意味・読み・例文・類語

ろう‐まく ラフ‥【蝋膜】

〘名〙 タカ類とオウム類の上嘴の基部を覆う肉質の柔らかい部分。タカ類では裸出するが、オウム類では羽毛がある。また、ハト類ではこの部分がふくれてこぶのようになっており、これも蝋膜ということがある。〔生物学語彙(1884)〕

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デジタル大辞泉 「蝋膜」の意味・読み・例文・類語

ろう‐まく〔ラウ‐〕【×蝋膜】

猛禽もうきん類やオウム・インコなどの上くちばしの付け根を覆う肉質の部分。ハト類ではこぶ状に盛り上がるため、鼻瘤はなこぶ・びりゅうともいう。

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