蝸牛の庵(読み)かぎゅうのあん

精選版 日本国語大辞典 「蝸牛の庵」の意味・読み・例文・類語

かぎゅう【蝸牛】 の =庵(あん・いおり)[=廬(ろ)・=家(いえ)

  1. ささやかな住まい。蝸廬(かろ)
    1. [初出の実例]「二月晦日といふ日に、蝸牛の家を離れ、名吉の国廻りにうかれ出て」(出典:俳諧・本朝文選(1706)五・紀行類・南行紀〈李由・<著者>許六〉)
    2. 「人迹稀な寒村の百姓家にしばらく蝸牛の庵を結んで居たのです」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
    3. [その他の文献]〔魏志注‐管寧伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む