蟻塔草(読み)ありのとうぐさ

精選版 日本国語大辞典 「蟻塔草」の意味・読み・例文・類語

ありのとう‐ぐさありのタフ‥【蟻塔草】

  1. 〘 名詞 〙 アリノトウグサ科多年草。広く各地山野に生える。高さ一〇~二五センチメートル。茎は束生し、時に赤褐色を帯びる。葉は小さい卵形で、縁に鋸歯(きょし)があり、対生する。夏から秋、茎頂が分枝して黄褐色の微小な花が下向きにつく。のみとりぐさ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む