行も帰るもの関(読み)ゆくもかえるものせき

精選版 日本国語大辞典 「行も帰るもの関」の意味・読み・例文・類語

ゆく【行】 も 帰(かえ)るもの関(せき)

  1. ( 「後撰‐雑一」にある蝉丸の歌「これやこのゆくもかへるも別れつつしるもしらぬもあふさかのせき」から ) 近江国滋賀県)にあった逢坂の関のこと。

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