精選版 日本国語大辞典 「衢樽」の意味・読み・例文・類語 く‐そん【衢樽】 〘 名詞 〙① 人々が自由に飲めるように巷(ちまた)に設けて置く酒樽。転じて、人望を得ることをたとえていう。〔晉書‐刑法志〕② 汲んでも汲んでも尽きない酒樽。[初出の実例]「時に三炎(なつ)に属れば、氷を採ること百数(いくもも)にして、人々自ら足る。衢樽(くそん)を酌(くむ)が如し」(出典:塵袋(1264‐88頃)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例