衢樽(読み)くそん

精選版 日本国語大辞典 「衢樽」の意味・読み・例文・類語

く‐そん【衢樽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人々が自由に飲めるように巷(ちまた)に設けて置く酒樽。転じて、人望を得ることをたとえていう。〔晉書‐刑法志〕
  3. 汲んでも汲んでも尽きない酒樽。
    1. [初出の実例]「時に三炎(なつ)に属れば、氷を採ること百数(いくもも)にして、人々自ら足る。衢樽(くそん)を酌(くむ)が如し」(出典塵袋(1264‐88頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む