晉書(読み)しんじょ

精選版 日本国語大辞典 「晉書」の意味・読み・例文・類語

しんじょ【晉書】

中国の正史。二十四史の一つ。一三〇巻。房玄齢ら奉勅撰。唐の太宗の時、貞観二〇年(六四六成立。帝紀一〇、志二〇、列伝七〇、載記三〇巻からなる。宣帝・武帝の二帝紀と陸機王羲之の二伝は太宗自撰。陸機以下一八家の晉史を集め、編修。載記は「世説」「捜神記」などを集めて作ったので矛盾や記載形式の不統一が見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android