晉書(読み)しんじょ

精選版 日本国語大辞典 「晉書」の意味・読み・例文・類語

しんじょ【晉書】

  1. 中国の正史。二十四史の一つ。一三〇巻。房玄齢ら奉勅撰。唐の太宗の時、貞観二〇年(六四六成立。帝紀一〇、志二〇、列伝七〇、載記三〇巻からなる。宣帝・武帝の二帝紀と陸機王羲之の二伝は太宗自撰。陸機以下一八家の晉史を集め、編修。載記は「世説」「捜神記」などを集めて作ったので矛盾や記載形式の不統一が見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む