衣裳重ね(読み)イショウガサネ

デジタル大辞泉 「衣裳重ね」の意味・読み・例文・類語

いしょう‐がさね〔イシヤウ‐〕【衣×裳重ね】

江戸時代遊郭で、陰暦9月9日の菊の節句の前後3日間に行われた行事。位の高い遊女が互いに競って、揚屋座敷各自衣装や道具類を飾った。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android