各自(読み)カクジ

精選版 日本国語大辞典 「各自」の意味・読み・例文・類語

かく‐じ【各自】

  1. 〘 名詞 〙 おのおの。めいめい。
    1. [初出の実例]「繁華各自媚、交態重万緡」(出典:南郭先生文集‐初編(1727)一・詠懐十五首)
    2. 「各自職掌上の事に就て研究の増進するに従ひ」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四)
    3. [その他の文献]〔史記‐西南夷伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「各自」の読み・字形・画数・意味

【各自】かくじ

おのおの。めいめい。〔史記孟嘗君伝〕孟嘗君、客擇ぶ無く、皆善く之れをす。人人各自に以爲(おも)へらく、孟嘗君、己に親しと。

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