表面被覆率(読み)ヒョウメンヒフクリツ

化学辞典 第2版 「表面被覆率」の解説

表面被覆率
ヒョウメンヒフクリツ
fraction of surface coverage

固体表面の吸着点が吸着分子で覆われる割合.単位表面積当たりの吸着点数を σ0,吸着分子数をσとすれば,被覆率θはσ/σ0 で定義され,

1 ≧ θ ≧ 0
が成立する.表面反応速度の被覆率に対する依存性から反応機構が推定され,吸着熱のθによる変化から,吸着点の位置および吸着エネルギー分布,あるいは吸着分子間の相互作用についての知見が得られる.また,毒性分子の表面被覆率の変化による触媒活性低下の様子から,活性点の性質が明らかにされる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む