吸着に際して生じるエンタルピー変化.吸着分子1 mol 当たりの量として表されるが,与えられた圧および温度のもとでの部分モル量である微分吸着熱と,全エンタルピー変化を吸着分子の全モル量に割りつけた積分吸着熱の2種類がある.吸着熱は,一般に発熱であり,吸着量あるいは表面被覆率につれてかわるから,両者は一致しない.吸着結合の性質によって吸着熱の大きさは異なり,物理吸着では10 kJ mol-1 程度の発熱であるが,化学吸着では50~500 kJ mol-1 に達する.吸着熱を求めるには,断熱型熱量計を用いて一定の吸着量に対する発熱を直接測定するほか,温度がわずかに異なる二つの吸着等温線からクラペイロン-クラウジウスの式を利用して等量微分吸着熱を評価する.この値は真の微分吸着熱よりRTだけ大きい.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...