袖引酒(読み)そでひきざけ

精選版 日本国語大辞典 「袖引酒」の意味・読み・例文・類語

そでひき‐ざけ【袖引酒】

  1. 〘 名詞 〙 江戸吉原の遊女が、客の帰るときに別れを惜しんで飲ませる酒。そでひき。
    1. [初出の実例]「憎くなけりゃあ袖引酒(ソデヒキザケ)でありますよ」(出典:歌舞伎・四十七石忠矢計(十二時忠臣蔵)(1871)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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