袖枕(読み)ソデマクラ

デジタル大辞泉 「袖枕」の意味・読み・例文・類語

そで‐まくら【袖枕】

着ている着物の袖を枕とすること。また、その袖。
「せきあへず涙にぬるる―かわかずながら幾夜へぬらん」〈夫木・三二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖枕」の意味・読み・例文・類語

そで‐まくら【袖枕】

  1. 〘 名詞 〙 着ている着物の袖を枕にすること。また、その袖。
    1. [初出の実例]「そでまくら霜おく床の苔の上に明かすばかりのさよの中山」(出典:金槐和歌集(1213)雑)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android