裁ち重ぬ(読み)たちかさぬ

精選版 日本国語大辞典 「裁ち重ぬ」の意味・読み・例文・類語

たち‐かさ・ぬ【裁重】

  1. 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙 裁って重ねる。衣を裁って縫い、それを重ねて着る。
    1. [初出の実例]「さきたてはふぢの衣をたちかさねしでの山路に露けかりけん」(出典:安法集(983‐985頃))

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