裏切者(読み)うらぎりもの

精選版 日本国語大辞典 「裏切者」の意味・読み・例文・類語

うらぎり‐もの【裏切者】

  1. 〘 名詞 〙 うらぎりをした人。背信者。
    1. [初出の実例]「昔葉子に誓った言葉などは忘れてしまった裏切り者の空々しい涙を見せ」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の裏切者の言及

【シャーリー】より

…1620~30年代のロンドンの劇場で,座付作者として,悲劇や喜劇を書いたが,時代はすでに演劇の衰退期に入っており,その作品にはシェークスピア時代の活力は求むべくもない。悲劇《裏切者》(1631)は政治の暗黒面を描いて,性格描写に見るべきものがある。風習喜劇《ハイド・パーク》(1632)は,その時代の上流人士の風俗を描いて成功した。…

※「裏切者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む