裳無衣(読み)もなしごろも

精選版 日本国語大辞典 「裳無衣」の意味・読み・例文・類語

もなし‐ごろも【裳無衣】

〘名〙 裳のついていない、十徳に似た身丈の長い衣。特に、時宗の僧侶が着用した。
改邪鈔(1337頃)「異形をこのみ、裳無衣を著し」

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