西大海道村(読み)にしおおがいとむら

日本歴史地名大系 「西大海道村」の解説

西大海道村
にしおおがいとむら

[現在地名]一宮市西大海道にしおおがいどう

東は定水寺じようすいじ村、南と西は柚木颪ゆきおろし村、北は時之島ときのしま村に接し、西大海戸村とも書く。村高は本田高三一〇石余、これは畑二五町三反余・田一町八反の概高で、高のうち二七三石余は九人の給知、新田高六三石余は蔵入地となっている。

「寛文覚書」に家数四六、人数三四〇とある。「徇行記」によれば村内に寺はなく、阿弥陀堂一宇があり「境内二畝二十八歩」が、前々より除地とされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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