西洋夏雪草(読み)セイヨウナツユキソウ

デジタル大辞泉 「西洋夏雪草」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐なつゆきそう〔セイヤウなつゆきサウ〕【西洋夏雪草】

バラ科の多年草。葉は羽状に裂け、互生する。シモツケソウに似た白い小花が集まってつく。ヨーロッパモンゴル原産で、観賞用。

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精選版 日本国語大辞典 「西洋夏雪草」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐なつゆきそうセイヤウなつゆきサウ【西洋夏雪草】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の多年草。ヨーロッパおよび西アジア地方の原産で、観賞用に栽培される。高さ一~二メートル。茎は直立し、数枚の葉を互生する。葉の頂裂片は掌状に三~五裂し、長さ五~一〇センチメートル、側裂片は小さく三~九対ある。葉の下面にだけ白毛を密生。七~八月ごろ、茎の先端に円錐状の花序をつけ、小さな白色花を密生する。葉に黄色斑のあるフイリセイヨウナツユキソウ、八重咲きのヤエセイヨウナツユキソウなどの園芸品がある。

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