見据(読み)みすえる

精選版 日本国語大辞典 「見据」の意味・読み・例文・類語

み‐す・える ‥すゑる【見据】

〘他ア下一(ワ下一)〙 みす・う 〘他ワ下二〙
① 見つめる。じっと見る。
多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後「見るともなくお類の肖像を見据ゑてゐた」
② 見てはっきりと判断する。見定める。見込む。
※俳諧・枯尾花(1694)下「手紙のおくは名やら判やら〈神叔唐物と見すえし茶入袋して〈枳風〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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