見足る(読み)みたる

精選版 日本国語大辞典 「見足る」の意味・読み・例文・類語

み‐た・る【見足】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 十分に見る。飽きるほど見る。
    1. [初出の実例]「さいぜんは、あまりみじかくて、みたらぬ程に、ながながとまはせられひ」(出典:虎明本狂言・地蔵舞(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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