見過ぐ(読み)みすぐ

精選版 日本国語大辞典 「見過ぐ」の意味・読み・例文・類語

み‐す・ぐ【見過】

  1. 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙
  2. 見てそのまま過ぎる。
    1. [初出の実例]「女郎花をばみすぎてぞ出で給ひぬる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)
  3. 以前、見知っている。
    1. [初出の実例]「心やさしく姿のうるはしき事見すぎし藤屋の朝妻にちとおもやせたる生れつき」(出典:浮世草子・椀久一世(1685)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む