見間違(読み)みまちがう

精選版 日本国語大辞典 「見間違」の意味・読み・例文・類語

み‐まちが・う ‥まちがふ【見間違】

[1] 〘他ワ五(ハ四)〙 目に見えたある物を、他の物と間違えて認識する。見あやまる。誤認する。見ちがう。見まちがえる。
※ありのすさび(1895)〈後藤宙外〉一「何処の御新造さまお嬢様かと見間違ふほどに着飾った小間遣」
[2] 〘他ハ下二〙 ⇒みまちがえる(見間違)

み‐まちがい ‥まちがひ【見間違】

〘名〙 目に見えたある物を、他の物と間違えて認識すること。見あやまること。誤認。みまちがえ。
※夢の女(1903)〈永井荷風〉九「隈なき電燈の光で確かに見間違(ミマチガ)ひではない」

み‐まちが・える ‥まちがへる【見間違】

〘他ア下一(ハ下一)〙 みまちが・ふ 〘他ハ下二〙 =みまちがう(見間違)(一)
※鱸とおこぜ(1952)〈阿川弘之〉「本当の敵を見間違えるな」

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