見鞘(読み)みせざや

精選版 日本国語大辞典 「見鞘」の意味・読み・例文・類語

みせ‐ざや【見鞘】

〘名〙 刀の鞘をおおう布帛製の袋。鐺(こじり)より長くして余りを折り下げるのを例とする。
※新撰六帖(1244頃)五「辻祭り今日を晴れともみせさやのさき折りかけてねるや誰子ぞ〈藤原知家〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android