視差運動(読み)しさうんどう

精選版 日本国語大辞典 「視差運動」の意味・読み・例文・類語

しさ‐うんどう【視差運動】

  1. 〘 名詞 〙 恒星の天球上の位置地球の公転運動によって、一年単位として動いて見えるその運動をいう。対視運動。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の視差運動の言及

【太陽向点】より

…太陽運動によって他の星々はそれと反対方向に系統的に動いているように見える。多数の星の固有運動と視線速度を観測してそれぞれの空間速度を求め,次に星全体の速度重心(速度の平均値)を求めれば,それが視差運動だからその方向を逆にして太陽運動が,したがって太陽向点が決定される。【堀 源一郎】。…

※「視差運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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