解分(読み)ときわけ

精選版 日本国語大辞典 「解分」の意味・読み・例文・類語

とき‐わけ【解分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 解き分けること。着物などをほどいて、別々にすること。また特に、単衣(ひとえ)に仕立て直したりするために、袷(あわせ)などをほどくこと。
    1. [初出の実例]「わがときわけの麻衣あさましきまでさえゆけば」(出典:散木奇歌集(1128頃)雑下)
  3. ときわけごろも(解分衣)」の略。
    1. [初出の実例]「御町にて其御姿は御姿は〈芭蕉〉 あしたのだて染夕のときわけ〈春澄〉」(出典:俳諧・江戸十歌仙(1678)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む