言い延べる(読み)いいのべる

精選版 日本国語大辞典 「言い延べる」の意味・読み・例文・類語

いい‐の・べるいひ‥【言延】

  1. 〘 他動詞 バ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]いひの・ぶ 〘 他動詞 バ下二段活用 〙
  2. とやかく言って時を延ばす。口実をもうけて延期する。言い延ばす。
    1. [初出の実例]「女のたのめし日をいひのべつつ、後の日を待てといひしかば」(出典:隆信集(1204頃))
  3. 長く延ばして言う。引き延ばして言う。
    1. [初出の実例]「幾千世といひのへにけりいはひ歌 台をたまはる折を得てさて」(出典:狂歌・家つと(1729))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む