言ひ集む(読み)イイアツム

デジタル大辞泉 「言ひ集む」の意味・読み・例文・類語

いい‐あつ・む〔いひ‐〕【言ひ集む】

[動マ下二]語ったことや詠んだ歌などを、書き集める。
「かく世のたとひに―・めたる昔語りどもにも」〈・若菜下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言ひ集む」の意味・読み・例文・類語

いい‐あつ・むいひ‥【言集】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ある事柄について、さまざまに言う。いろいろのことを言う。
    1. [初出の実例]「哀なる折ふしに人しれずいひあつめたる事の葉」(出典:安法集(983‐985頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android