精選版 日本国語大辞典 「言交ず」の意味・読み・例文・類語 こと‐ま・ず【言交】 〘 自動詞 ザ下二段活用 〙① 人の話に口をさしはさむ。ことばをまぜる。口を出す。意見がましい口をきく。[初出の実例]「とく書きて参らせ給へ。をのこはことますべきにも侍らず」(出典:能因本枕(10C終)二〇)② ( 「事交ず」の意か ) 仲間として加わる。仲間入りする。[初出の実例]「女がくにえことまぜでなむ逃げにけると伝はらむ名こそ惜しけれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例