言抜(読み)いいぬけ

精選版 日本国語大辞典 「言抜」の意味・読み・例文・類語

いい‐ぬけいひ‥【言抜】

  1. 〘 名詞 〙 言い抜けること。言い逃れ。遁辞(とんじ)
    1. [初出の実例]「とかく口さきでは、いひぬけのやうにて一分よはし」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)京)
    2. 「自分にも責任あるよって帰るに帰られへん、そんでとうとう今迄傍についたげてたんやと、うまいこと云ひ抜けしましたのんです」(出典:卍(1928‐30)〈谷崎潤一郎〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む