精選版 日本国語大辞典 「言抜」の意味・読み・例文・類語
いい‐ぬけいひ‥【言抜】
- 〘 名詞 〙 言い抜けること。言い逃れ。遁辞(とんじ)。
- [初出の実例]「とかく口さきでは、いひぬけのやうにて一分よはし」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)京)
- 「自分にも責任あるよって帰るに帰られへん、そんでとうとう今迄傍についたげてたんやと、うまいこと云ひ抜けしましたのんです」(出典:卍(1928‐30)〈谷崎潤一郎〉一五)
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...